和田裕美さんの絵本「ぼくはちいさくてしろい」 リニューアル復刊に思うこと

本日は地元小学校の入学式。
ピカピカの一年生の誕生です!

その一年生が学ぶ道徳の教科書『いきるちから』(シェアトップ、平成30年度版、日本出版社)に作家・営業コンサルタントの和田裕美さんの絵本、「ぼくはちいさくてしろい」が掲載されています。

テーマは個性の伸長。
ねらい:みんなそれぞれによいところがあることを理解し、自分の特徴やよさを見つけて、これからもそれを大切にしていこうとする心情を育てる。

主人公の小さくて白いペンギンのように、悪いことも受け入れて、良い部分を少しずつ探せるようになる──。
世界No.2営業ウーマン&著書累計200万部作家を育てた、亡き母の教え。

小学生だけではなく、大人も学べる素晴らしい絵本です。

こちらの絵本は2009年に発売されましたが、その後絶版となりました。
道徳の教科書に掲載されることが決まった時も復刊の目途が立っていなかったそうです。

しかし、2018年3月7日、
著者の和田裕美さんをはじめ、この絵本を愛している人々の力が集まり、
「ぼくはちいさくてしろい」はリニューアル復刊されました。

実はこちらの復刊に際しまして、私がちょっと絡んでおります。
発信する、行動するとどんな素晴らしいことが起きるのかを感じられた出来事です。
シェアさせてください(^^)/



事の発端は2017年11月10日金曜日に発行された
和田裕美さんのメールマガジン「週刊ワダビジョン」。
絵本「ぼくは小さくて白い」が教科書に掲載することが決まったけれど、次の出版社さんの候補を探していて、2018年の4月までにきちんとした絵本の形にしたいと思っています!
と、書かれていたのです。
和田さんの熱い思いがたっぷりとそのメールマガジンには書かれていて、私は感動しました。

その時、私の頭の中で、電気ショックが走りました!

「あ!もうこれは鈴木先生しかいないーーーーー!!絶対いける!!!」

考えついたわたしってすごい!すごすぎる!!と自分を褒めて、
一人テンションが上がって、心臓バクバク、わくわく、ドキドキ。笑

そして私は2017年11月11日、
以下のメッセージをそえて、和田さんのメールマガジンを鈴木先生に転送しました。

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鈴木先生

こんにちは!
伝わる文章学卒業生の乾 有佳恵です。

本関係は全くの素人の私ですが……
作家・営業コンサルタントの和田裕美さんが絵本の出版社さんを探しているそうで、鈴木先生が思い浮かびました。

私は和田さんのメルマガを読んだり、有料オンラインスクールで学んだりしているだけで、和田さんと面識はありません。

しかし、1%でも可能性があればと思って、
和田さんのメールマガジンを転送します。
該当の本:
http://wadahiromi.com/books/4023304247

教科書に載ることになったそうですが、出版当時の出版社から再販の予定はなく、次の出版社を探されているそうです。

もし、ビジネスの可能性があるのならば、面白そうだな♪と思いました。

乾 有佳恵
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鈴木先生とは、私が東京在住時、自由大学の伝わる文章学を受講した際の教授です。
生徒のホームパーティーに顔を出してくださったり、私が東京を離れる時送別会を開いてくださったり、心あたたかい人とのつながりを大切にされている方。
講談社の客員編集者を経て、2017年に出版社クラーケンを設立されました。

設立したばかりの出版社が、シェアトップの道徳の教科書に掲載される絵本を出版できたら素晴らしいのではないか?
鈴木先生だったら、他の出版社が断るような案件でも「面白い!」と思ってビジネスにされるのではないか?
と、おこがましくもひらめいてしまったのです。



私の直感はあたりました。


その後、ぽぽぽーーーんと話が進み、
私が鈴木先生にメールを送った約4ヵ月後。

和田裕美さんの絵本「ぼくはちいさくてしろい」は、
クラーケンからリニューアル復刊されました。
↓↓クラーケンホームページでの特設ページ↓↓

krakenbooks.net

 

いや、もう感動もんです。
鈴木先生から、「うちから復刊することに決まりました~!」と連絡があった時には
涙ちょちょぎれました。魂ふるえました。

素晴らしいです。
鈴木先生と和田裕美さんの行動スピード!
自分にとって素敵だな、尊敬するな、憧れるな、と思っている二人がタッグを組まれて、
無事に4月までにぼくはちいさくてしろいが世の中にまた誕生したのです。

私はこの出来事を通じて、
発信する、行動するとどんな素晴らしいことが起きるのかを心の底から感じられました。
和田さんがメールマガジンに出版社を探している旨を書かなければ、復刊されていなかったかもしれません。
鈴木先生が、ずぶの素人の私からの提案を流していたらこんな素晴らしいことは起きなかったかもしれないのです。


ピカピカの一年生は白ペンギンちゃんから学ぶことが沢山あるでしょう。
みんなはみんなそれぞれよいところがある。
コンプレックスに思うことも、視点を変えるとよいところ(^^)
〇〇で良かったって思えることがある。
そんな風に思える心を、育んでいってくださいね。


子どもも大人も、こころがじわ~~~と暖かくなる素敵な絵本です。

ぼくはちいさくてしろい

ぼくはちいさくてしろい

 

 


◎おまけ◎
鈴木先生が私に気遣ってくださり、なんと!!
企画協力で私の名前を奥付に入れてくださいました。
嬉しい。感動~~~(T_T) 
たからものです。
和田裕美さん、株式会社HIROWAの皆さま、
鈴木先生、クラーケンの皆さま、ありがとうございます!
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